取得特許

研究課題名 廃プラと金属屑(切削切粉)を活用したテント用支柱支持具の実用化研究
研究代表:三宅 秀信(有限会社サンセイ工業):R1年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2020-049374
公開
28
廃棄鉄系金属粉末・廃棄プラスチック成型体及びその製造方法
【課題】廃棄される鉄系金属粉末及び廃棄されるプラスチックは、それらのほとんどが産業廃棄物としてリサイクルされず埋立処分されている。本発明は、産業廃棄物として廃棄される鉄系金属粉末及び廃棄されるプラスチックのリサイクルに関し、廃棄鉄系金属粉末・廃棄プラスチック成型体及びその製造法に関するもの。
研究課題名 廃棄物を出さないPE製かき筏の開発
研究代表:三保 達郎(かなわ水産株式会社):H30年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2019-052774
公開
27
二枚貝養殖筏及び養殖方法
【課題】本発明は、躯体に養殖対象である二枚貝を垂下することで二枚貝を育成する二枚貝養殖筏であって、躯体自体の浮力で水面に市政維持することを特徴とする。①躯体に養殖対象である二枚貝を2連以上垂下する二枚貝養殖筏であって、垂下する養殖対象物及びそれを水中に維持するための養殖資材の合計重量より躯体自体の有効浮力の方が大きく、躯体自体の浮力で水面に姿勢維持ことを特徴とする。②養殖対象物がかき類である二枚貝養殖筏③養殖容器を使用する手法で養殖を行う。④躯体の形状が円形及び円形を組み合わせた形状⑤躯体の材料がPEなどの樹脂製パイプ
研究課題名 牡蠣殻による機能性壁材の開発
研究代表:沖野 靖将(丸栄株式会社):H29年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2018-138466
公開2020-016050
26
建築用表層仕上げ材
【課題】本発明の目的とするところは、牡蠣の粉末を含有し、白色で、かつ、ホルムアルデヒドの吸着性などに優れた建築用の表層仕上げ材を提供することにある。
研究課題名 二次電池リユース促進のための小型診断装置開発と実証
研究代表:渡邊 真彦(広島国際学院大学):H27年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2016-177533
公開2018-044776
25
鉛電池劣化診断装置
【課題】本発明は直列に接続された複数の蓄電池単セルからなる組蓄電池の個々の蓄電池単セルの劣化度を診断する蓄電池診断装置に関するもの。特徴は、蓄電池劣化診断装置と蓄電池単セルとを接続するプローブ、プローブ接続後に測定開始を蓄電池劣化診断装置に指示する測定開始釦、蓄電池単セル測定完了後の表示にある。
【解決手段】本発明は、各種問題点を解決するため、従来から利用されてきた4端子プローブの改良を行い、電圧プローブと電流プローブを一体化させプローブの持ち手に釦を配置することで作業性や安全性の向上に成功。データ取得と分析に関してはPC等の端末を利用し個々の蓄電池を測定後即座に行うことができる装置を開発。結果として、作業者が一人で安全、迅速に蓄電池診断が可能。
研究課題名 従属栄養微生物を用いる有機性廃棄物からの油生産
研究代表:中井 智司(広島大学):H27年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2016-172450
公開2018-038275
24
ラビリンチュラ類オーランチオキトリウム属に属する微生物、該微生物を利用した脂質生産方法
【課題】一般的な余剰汚泥から微生物を利用して脂質を生産する方法は、加水分解物のpHを微生物の培養に適する中性になるようにpH調整しなければならないという手間と生産コストがかかるという問題があった。また、他の文献は、有機性食品廃棄物の栄養培地であって20%海水塩分濃度に調整した培地であり、ラビリンチュラ属微生物を培養するには海水を加えて調整しなければならないという問題があった。
【解決手段】本発明は、余剰汚泥の酸やアルカリを用いた加水分解物からの脂質の生産能を有する微生物、該微生物を利用し余剰汚泥から脂質を生産する脂質生産方法に関するもの。
研究課題名 水銀の安定化技術の開発
研究代表:中務 定義(JFE環境㈱西日本本部):H26年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2015-179062
公開2017-051509
23
水銀安定化法
【課題】一例として遊星ボールミルを使ったメカノケミカルにより、水銀含有中の水銀と硫黄を直接反応させることで硫化水銀とし、水銀含有品からの水銀溶出を抑制するものである、さらに、遊星ボールミル処理時に溶媒を添加することで、ミル容器への生生物固着を抑え、回収率、反応率を向上させる。
研究課題名 熱水フローシステムを用いるポリエステル/天然繊維混合繊維製品廃棄物のリサイクル技術
研究代表:川村 邦男(広島修道大学人間環境学部):H26年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2015-064031
公開2016-183125
22
熱水処理によるHMF生成方法及びその装置
【課題】フローリアクターを用いて、グルコースあるいは木綿などのセルロースを含む材料から従来法よりも格段に処理速度が高く、副生成物の割合を抑え、HMFを生成する方法を提案する。
研究課題名 ボールミル法を用いた金属水銀処理システムの構築(登録)
研究代表:賀楽 幸政(株式会社山陽レック):H26年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2015-060391
公開2016-179020
登録6628486
21
金属水銀の処理方法
【課題】余剰水銀(金属水銀を対象とする)の環境安全な処理技術を開発する。金属水銀と硫黄をラボスケールの遊星ボールミルで常温反応させ,安定な硫化水銀を生成させる。
研究課題名 鉛蓄電池リユース促進のための性能診断装置開発
研究代表:渡邊 真彦(広島国際学院大学工学部):H26年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2015-057095
公開2016-177982
20
車載型電解液撹拌装置
【課題】本発明はサイクル用途かつフロート式(電解液が液体であるもの)の鉛蓄電池の性能維持を行うために、充電または放電の動作を検出し、ポンプ等により大気等を外部から導入し気泡を生成しバブリングを行うことで電解液を撹拌する装置とその制御回路および大気等導入回路用部品およびその手法に関するものである。
研究課題名 汚染土壌・汚泥固化工法にて封じ込め措置の技術研究(登録)
研究代表:川井 雅広(大道建設株式会社):H25年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2014-055784
公開2015-178057
登録6435107
19
汚染土壌封じ込め工法
【課題】汚染土壌をその場所で場外へ運び出さず、固化工法で封じ込め措置をすることにより、事業主の費用負担の軽減や、最終処分場の延命策、並びにセメント会社への負担の軽減、海上輸送費や陸上輸送費などの大幅なコスト軽減を目的とした。さらに、①実汚染土壌を用いた各種溶出試験や固化体断面のSEM-EDX観察等によるメカニズム解明, ②土槽を用いて屋外環境下で実験し,効果を検証, ③実汚染サイトにおける試験施工を積極的に展開,実績づくりを行った。
研究課題名 廃ガラス発泡体を用いた省維持下院理・高収益高設栽培システムの提案
研究代表:山根 一夫(㈱こっこー):H25年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2014-049614
公開2015-173598
18
園芸用無機培地
【課題】本発明は、廃ガラスを原料とした廃ガラス発泡体を主とした園芸用に適する独自のガラス発泡体培地である。
研究課題名 熱水フローシステムを用いるポリエステル/天然繊維混合繊維製品廃棄物のリサイクル技術
研究代表:川村 邦男(広島修道大学人間環境学部):H25年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2014-048918
公開2015-172020
17
セルロースの熱水処理方法
【課題】本発明は、環境負荷が比較的小さいものと期待される弱酸や弱アルカリを用いて木綿を含む繊維製品の亜臨界水処理を試み、その結果、クエン酸を用いると、200~250℃で30~60分間で約20%のグルコースに転換する条件を見出した。
研究課題名 電場を利用した使用済み高吸収性ポリマーの実用的な脱水脱塩技術の開発(登録)
研究代表:藤原 忠治(㈱メセナ):H25年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2014-005624
公開2015-134845
登録6293492
16
使用済み高吸収性ポリマーの脱水脱塩方法及びその装置
【課題】本発明は、吸収済み高吸収性ポリマー(SAP)及びSAP含有製品から、電場を利用したSAPの収縮による脱水脱塩現象を利用し効率的な脱水脱塩を行う技術である。
研究課題名 産業用バッテリーのリユースビジネス実証試験
研究代表:渡邊 真彦(広島国際学院大学工学部):H24年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2013-051180
公開2014-180091
15
二次電池リコンディション装置
【課題】本発明は、端子間を地区節接続した複数の二次電池と、複数の二次電池を同時に充電する充電部と、複数の二次電池を同時に放電する放電部と、放電時にそれぞれの二次電池の端子電圧の時間的変化より二次電池の内部インピーダンス性能から充電状況を診断する診断部と、それぞれの二次電池ごとに充電回路のオン・オフ制御可能な社団部と、充電部及び放電部の制御を実施し、充電前から充電終了までの間に設定した時間間隔で定期的に短時間放電を実施してそれぞれの二次電池の充電状況の診断を実施し、要領限度まで充電した二次電池のみを社団部で充電回路からオフさせる制御を実施する制御部とを備える二次電池のリコンディションシステムである。
研究課題名 キュポラダストからの迅速亜鉛成分回収プロセスの開発と低コスト化
研究代表:福井 国博(広島大学大学院工学研究院):H24年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2013-045082
公開2014-173109
14
キュポラ設備における亜鉛及びコークスの回収装置及び回収方法
【課題】本発明は、大規模なキュポラ設備において大規模な設備を必要とせず、連続的に亜鉛含有率の高い粉塵を回収するとともに、コークス粉も併せて回収する方法である。
研究課題名 海域環境再生利用を目指した廃石膏ボード焼成物を活用した凝集固化材の開発
研究代表:田辺 和康(福山大学工学部):H23年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2012-068635
公開2013-199770
13
廃石膏ボード焼成物と製紙灰を活用した濁り防止工法
【課題】本発明は浚渫土を海中に投下するときの、廃石膏ボード焼成物と製紙灰を活用した濁り防止工法である。
研究課題名 生物系廃棄物起源リサイクル製品の需要拡大につながる技術開発-ホウレンソウの土壌病害を軽減する機能性コンポストの商品化-(登録)
研究代表:太田鉄幸(久米産業(株)):H21年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2010-077987
公開2011-205989
登録5704832
12
植物土壌病害を軽減する微生物及びその微生物を活用した機能性コンポスト
【課題】ホウレンソウの萎凋病、立枯病及び株腐病のすべてに対して発病軽減効果を有する微生物を活用した機能性コンポストを提供すること。
【解決手段】食品廃棄物を主な栄養源として生育し、ホウレンソウに対して病原性有しないが、ホウレンソウの萎凋病の病原菌、立枯病の病原菌及び株腐病の病原菌に対して拮抗作用を有するバチルス属に属する微生物KS22株を液体培養し、前記液体培養物を、植物系完熟コンポストを含む固体培地に添加して混合しKS22菌株を馴養させたコンポストを製造することによって課題解決できた。
研究課題名 画像解析による飲食容器廃棄物の選別技術の開発(登録)
研究代表:原正純((株)サタケ):H21年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2010-034226
公開2011-167642A
登録5463159
11
透明容器の識別方法
【課題】透明な容器と不透明な容器とを確実に識別することができる透明容器の識別方法を提供する。
【解決手段】背後から照明手段により照明されるスリット板を撮像手段により撮像し、当該撮像データに基づいて撮像手段とスリット板との間に存在する容器が透明か不透明かを識別する透明容器の識別方法において、撮像手段との間に障害物が存在しない状態でスリット板を撮像し、当該撮像データに基づいて特定されるスリット板の複数の開口に対応する部分の中で最大部分の面積と、撮像手段との間に容器が存在する状態でスリット板を撮像し、当該撮像データに基づいて特定されるスリット板の複数の開口に対応する部分の中で最大部分の面積とを比較して、前記撮像手段とスリット板との間に存在する容器が透明か不透明かを識別することを特徴とする。
研究課題名 廃プラスチックからの塩素系プラスチックの選択的除去技術
研究代表:西嶋渉(広島大学):H21年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2009-181566
公開2011-31545
登録
10
プラスチック混合物からの高比重プラスチック分離方法
【課題】
【解決手段】
研究課題名 エマルジョン化した廃液のマイクロバブルを用いた浮上分離と膜処理による再利用化
研究代表:山本英雄(広和エムテック(株)):20年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2009-122788
公開2011-000583
9-1
廃液処理方法及び装置
【課題】廃液中の異物及び油分をほぼすべて浮上させて分離でき、簡単な操作で小型で設備が安く連続運転可能な廃液処理方法及び装置を提供することである。
【解決手段】油分及び異物のほぼすべてをフロック化して分離させ浮上させる装置を開発した。
特願2009-175365
(特許出願済)
9-2
廃液処理方法及び装置
【課題】廃液中の異物及び油分をほぼすべて浮上させて分離でき、簡単な操作で小型で設備が安く連続運転可能な廃液処理方法及び装置を提供することである。
【解決手段】油分及び異物のほぼすべてをフロック化して分離させ浮上させる装置を開発した。
研究課題名 有機性廃棄物を対象としたエタノール回収システムの開発(登録)
研究代表:大濱正歴((株)センタークリーナー):H20年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特願2009-029618
公開2010-183363
登録5520495
8
食品廃棄物からのエタノール製造方法及びその装置
【課題】食品廃棄物からのエタノール回収において、固液分離した不溶解物に吸着されたグルコース又はエタノールを回収できる方法又は装置を提供する。
【解決手段】炭水化物を含む食品廃棄物から効率的にエタノールを製造・回収する技術を開発した。
研究課題名 廃食油のターボジェット装置への応用
研究代表:佐々木健(広島国際学院大学):18~19年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2009-243318 5
生物由来油を燃料とする小型ターボジェットエンジン駆動コージェネシステム及び小型ターボジェットエンジン駆動給湯システム
【課題】BDF、廃食用油その他の生物由来油を含む発電燃料(生物由来油混合燃料に同じ)を用いて小型ターボジェットエンジンを駆動することにより外部負荷に対応する電力供給と排熱利用をおこなう簡易型のコージェネシステムを構築する。
【解決手段】小型ターボジェットエンジン駆動コージェネシステムにおいて、少なくとも給湯設備を外部の熱負荷として構成した給湯システムXの特徴的構成は、小型TJ1と、該TJ1に生物由来油混合燃料を導入する燃料供給ライン10と、該TJ1の回転動力を利用する小型発電機9と、発電により外部の電力負荷に対して電力供給する電力負荷用アウトプット11と、該TJ1の排熱を導入して熱交換をおこなう自動車ラジエーター3と、これに水を導入する給水ライン13と、該ラジエーター3からの温熱水を外部の給湯設備に対してポンプ送給する給湯ライン12を具備したものである。
研究課題名 鉄鋼スラグを用いた底質改善材の開発
研究代表:山本民次(広島大学):18~19年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2006-68732 4-1
水域環境改善材およびそれを用いる水域環境改善方法
【課題】閉鎖性水域の有機物含量の多い底質およびその周囲の水質を改善する、水域環境改善材および環境改善方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグに珪藻を付着させてなる珪藻付着スラグを含有する水域環境改善材を有機物含量の多い底質を有する水域に散布する。製鋼スラグから溶出する無機栄養塩が底生微細藻の増殖および光合成活性を上昇させ、底生微細藻が放出する酸素により底質および水質を改善する。
特開2009-229193 4-2
底質改善効果評価モデル
【課題】閉鎖性水域の底質改善効果評価モデルを提供する。
【解決手段】閉鎖性水域の底質改善効果を評価する評価装置であって、底泥中の食物連鎖による物質循環のフローを解析するフロー解析手段を備える評価装置によれば、閉鎖性水域の底質改善効果を評価することができる。
研究課題名 生分解性感温性ポリマーを用いた無機汚泥の新規な脱水技術の開発-生分解性イオン性感温性高分子凝集剤の機能向上に関する研究-
研究代表:迫原修治(広島大学)
橋本邦彦(西川ゴム工業(株)) :H18~20年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2009-191164 3
ポリγ-グルタミン酸誘導体及びその製造方法
【課題】ポリγ-グルタミン酸本来の生分解性や水溶性などの特性を保持するとともに感温性を有する、ポリγ-グルタミン酸誘導体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】下式(1)で表される繰り返し単位を含むポリγ-グルタミン酸誘導体。[式中、Aは炭素数2から4のアルキル基、Bは-(CH2)2-N(CH3)2または-(CH2)3-N(CH3)2である。p、qおよびrは各繰り返し単位のモル比を表し、p+q+r=1である。]
廃油の固化技術の開発
研究代表:迫原修治(広島大学):17年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2008-13638 含油脂廃水の処理方法及びその処理装置 【課題】グリーストラップに溜まった含油脂廃水から廃油脂を分離し、取り扱い性が良好で回収作業が容易な廃油脂固化物を得ることのできる含油脂廃水の処理方法を提供すること。
【解決手段】グリーストラップに溜まった含油脂廃水から分離した廃油脂に、ステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸及びパラフィンからなる群から選択される少なくとも1種の油脂固化剤を添加し、該油脂固化剤の融点以上に加熱してから冷却水中に投入して冷却することにより前記廃油脂を固化させて廃油脂固化物を得ることを特徴とする含油脂廃水の処理方法である。
砕石廃材と砥石廃材などを活用する非焼成セラミックス成形体の開発
研究代表:在永末徳(近畿大学):17~19年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2010-64902 砕石砕粉を活用する炭酸化カルシウム成形体及びその製法 【課題】廃棄物である砕石砕粉を有効活用するため、砕石砕粉と消石灰とを調合してできる炭酸化カルシウム成形体及びその製法を提供すること。
【解決手段】 消石灰と砕石砕粉を用いて非焼成でセラミック成形体を製造する技術を開発した。
廃石膏ボード粉砕処理物のフィラー材としての再資源化に関する実証研究
研究代表:今岡 務(広島工業大学)
広田成巳((株)マエダ):17~20年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2010-77780 道路舗装用アスファルト混合物 【課題】廃石膏ボードをフィラーとして十分に有効利用することのできる道路舗装用アスファルト混合物を提供する。
【解決手段】フィラーを含む道路舗装用アスファルト混合物において、フィラーとして、従来から使用されている石粉などの代替として、廃石膏ボードを利用する技術を開発した。
廃プラスチックからのごみ袋製造 (登録)
研究代表:西嶋 渉(広島大学)
中川兼一(中川製袋加工(株))  :17~19年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
願2006-170104
公開2008-00908
登録4817983
廃プラスチックの薄物製品へのリサイクル方法 【課題】袋から袋へのリサイクルのため、利用範囲の大きい薄物製品間での繰り返しリサイクルできるためマテリアルリサイクルの開発が求められている。
【解決手段】本発明では、一般廃棄物である容器包装プラスチックから廃プラスチックを分別回収する工程と、廃プラスチックと改質用樹脂を混練して両者を微細にほぼ均一分散させて造粒する工程と、廃プラスチックと改質用樹脂の粒体を押出機に投入して薄物に成形する工程とを具備することで、ポリオレフィン系樹脂再生用ペレットを用いたインフレーション成形を実現した。
オゾンを活用したPVC分離
研究代表:西嶋 渉(広島大学):17、18、21年度
公開番号/出願番号 発明の名称 概要
特開2006-305784 プラスチック混合物から塩素含有プラスチックを分離する方法および装置 廃プラスチックからの塩素系プラスチックの選択的除去技術【課題】プラスチック混合物から塩素含有プラスチックを特異的に分離する方法および分離する装置を提供する。
【解決手段】本発明のプラスチック混合物からの塩素含有プラスチックを分離する方法および装置は、オゾンによって、当該プラスチック混合物中の塩素含有プラスチックの表面を特異的に疎水性から親水性に改質して、当該塩素含有プラスチックの表面に気泡が付着し難くする。ここで当該プラスチック混合物を含む液体に、所定の撹拌速度で撹拌しながら、気体を導入することにより、親水化された塩素含有プラスチックの表面に付着した気泡は剥離し、塩素含有プラスチックは沈降する。一方、他のプラスチック(塩素非含有プラスチック)は液中で浮遊している。したがって、塩素含有プラスチックをプラスチック混合物から分離することができる。
特開2008-237982 プラスチック選別方法 【課題】特別な加熱装置やオゾン等の発生装置を必要とせず、種々のプラスチックが混合された廃プラスチック等から塩素含有プラスチックを除いたプラスチックを簡単な構成で効率よく選別収集することができるプラスチック処理方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るプラスチック選別方法は、プラスチックの混合物から塩素含有プラスチックを分離するプラスチック選別方法であって、先ず比重分離を行い分離された高比重プラスチックを選別収集し、次に選別収集された高比重プラスチックを乾燥し、さらに乾燥された高比重プラスチックの湿式比重分離を行って、沈降側のプラスチックを選別収集することにより実施される。
特願2009-181566
(特許出願済)
プラスチック混合物からの高比重プラスチック分離方法 【課題】フィルム状を含めた高比重プラスチックを比重分離させる方法を提供することである。
【解決手段】比重分離において、浮上分として回収されるプラスチックへ混入する不純物としての塩素系プラスチックなど高比重プラスチックを低減することができる。